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「一生悩み続ける」=少年犯罪「大人と同じ刑に」裁判員経験者2人が会見

「苦しみ悩んで出した結論だった」―。被告の少年(19)に死刑判決を言い渡した3人殺傷事件の裁判で、裁判員を務めた2人が仙台地裁で記者会見し、重い判断を迫られた心境を明らかにした。
 会社員の30代男性は「どんなに悩んで結論を出しても、被告や被害者はどちらかは納得がいかない。一生悩み続けるんだなと思った」と話した。2人が殺害、1人が重傷を負う凶悪事件だったことについて「(ほかの裁判員の)皆さんも具合の悪い精神状態になったが、わたし自身は参加できてよかったと思います」と振り返った。
 被告が少年だったことには「個人的には14歳、15歳であろうと重いことをしたら大人と同じ刑で判断すべきだ。そう心掛けて参加した」と明らかにした。
 少年の控訴に関しては「苦しんで悩んで出した結論。わたしたちの気持ちを受け止めて、どうするか決めてほしい」と話した。
 別の裁判員経験者は、時々うつむきながら、「正直やりたくなかった。きょうの日を迎えるのがつらかった」と苦しい胸の内を吐露。評議が祝日や土日を挟んだことに触れ、「自分の意見を誰かにぶつけることができず、休日、家族や友人に会うのがつらかった」と話した。
 「少年にどんな言葉を掛けたいか」との質問には、「自分のやったことをまず反省して、と言いたい。なぜこのような判決になったのか考えてほしい」と答えた。
 評議日数は判決日を含めて3日間で、地裁によると、25日の評議は30分で終了した。この裁判員経験者は「精神状態もあるし、わたしの感覚では十分だった」と述べ、30代男性も「ちょうどいいくらいでした」と話した。 


とうとう少年法も成人と変わらなくなってきましたね~


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